お母さん
娘の母になり、お母さん達の気持ちが分かるようになりました。
今までは、“分かっているつもり”だったんだなって。
私は、子供が熱を出した時、仕事に穴をあけることをとても嫌っていました。
出来るなら誰かに見てもらったりどこかに預けたりして、約束を取りやめたりなどしたくないと思っていました。
でも、いざ娘が熱を出し、辛そうに布団の中でぐったりしていたら、なにも考えられない自分がいたのです。
すこしでも目を離したら、何が起こるか分からないのが子供の病気。
一瞬の変化を見逃したら、後悔だけが残ります。
いつも見ているから、少しの変化でも気付いてあげれるのがお母さん。
子供にとっては、辛い時は一番そばにいて欲しい存在。
だから、外(仕事)の顔と家の顔、二つを持っているお母さん達は、とても苦しいんですよね。
どうしても仕事を取らないといけないとき、お母さん達は身を切られるような気持ちなんだなって、この年になって解ったのです。
相反する二つの顔。
時々の場で、いつもどちらの顔を取るのか、選択に物凄く苦しまないといけないのです。
こんな気持ちが分かるようになり、人の優しさのありがたさ、人を思いやる優しさを心から感じるようになりました。
お母さんって、一足飛びになれるものではないのですね。
子供の成長と共に、一緒に育っていくもの―
最近、すごくそう感じるのです。







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